このマニュアルには、04WebServerのインストールの確認と、オリジナルのホームページを公開する方法が書かれています。
インストールが終了したら、まず初めに、このマニュアルに従って設定を行ってください。
インストールが終了したら、スタートメニューの「04WebServer」から「ServerController」を起動してください。
以下のようなウインドウが表示されるでしょうか?
サーバ情報に、「サーバは正常に作動中です」と表示されていれば、とりあえず、サーバは動作しています。
「ポートの受付開始に失敗しました」と表示された場合は、他のサーバソフトが起動中です。
他のサーバソフトを停止するか、サーバ基本設定でポート番号を変更してください。
サーバが起動したら、IE等のブラウザを起動し、URLに「http://127.0.0.1」と入力してください。
これで、下記のようなテストページが表示されれば、サーバは正常に動作しています。
次から、サーバの設定を行いましょう。
ドキュメントルートとは、Webページとして表示する一番上のフォルダのことを言います。
例えば、ドキュメントルートが
だとすると
http://www.xxx.net/にアクセスした場合(xxxはサーバ名)
C:\HomePage\
の中身が表示されることになります。
同じように、
と言うようになります。
「ディレクトリ設定」を選び、「ドキュメントルート」をダブルクリックしてください。
「基本設定」の「参照...」をクリックして、ホームページとして表示したいフォルダを選択します。
設定が終了したら、ダイアログを閉じてツールバーの「サーバ再起動」をクリックします。
最後に、もう一度「http://127.0.0.1」にアクセスしてみてください。あなたのページが表示されたでしょうか?
これで、最低限の設定は終了となります。
さらに詳細な設定を行う場合は、ディレクトリ設定のマニュアルを参照してください。
サーバの設定は終わりましたが、このままでは、自分のコンピュータからしかホームページにアクセスできません。
サーバを外部に公開し、インターネットからアクセスできるようにしましょう。
PCにパーソナル・ファイアーウォールがインストールされていると、外部からアクセスすることができない場合があります。
この場合は、パーソナル・ファイアーウォールの設定を変更し、ポート80とポート443の受信を許可してください。
「Norton Internet Security」や「トレンドマイクロ ウイルスバスター」等と言った製品には、パーソナル・ファイアーウォール機能がありますので、これらを利用している方は、設定の変更が必要です。
設定方法については、各製品のマニュアルを参照してください。
インターネット接続にルータを利用している場合は、ルータの設定を変更する必要があります。
ルータの設定方法は製品によって異なりますが、多くのメーカーが「バーチャル サーバ」と言う名前の設定にしているようです。
バーチャル サーバの設定で、ポート80とポート443をサーバにするPCへ転送するよう設定してください。
ホームページを公開できても、「ドメイン名」を取得しないと、ホームページのアドレスに「IPアドレス」と呼ばれる、数字しか使えません。
上で出た「http://127.00.0.1/」はIPアドレスです。
ドメイン名を取得すると、「http://www.soft3304.net/」と言った、文字のアドレスが使えるようになります。
ドメイン名を取得するためには、通常、1万円程度の取得費と、年数千円の管理費が必要ですが、無料でドメイン名を利用する方法もあります。
これについては「ダイナミックDNS」で検索を行うといろいろ情報が見つかると思います。
また、以下の「DiCE DynamicDNS Client (自宅でインターネットサーバー)」のページが、詳しく、参考になると思います。