サーバ設定では、ネットワーク設定や、共通設定など、サーバの各種設定を行います。
ネットワーク設定では、ネットワーク関係の設定を行います。
通常は、設定を変更する必要はありません。
サービスを行うポートを設定します。
特別な理由が無い場合は、標準設定の80を指定してください
同時に処理可能な最大接続数を設定します。
特別な理由が無い場合は、標準設定の50を指定してください
全ての処理のタイムアウト時間を設定します。
特別な理由が無い場合は、標準設定の300秒を指定してください。
1ホストあたりの最大接続数を指定します。
ファイルの同時ダウンロード数などに制限をしたい場合は、この設定を変更してください。
標準設定は0の制限なしです。
Keep-Aliveを有効にすると、連続したアクセスに同じ接続が利用され、レスポンスが向上します。
最大接続数が少ない場合や、ネットワークの状況によっては、不具合が発生するかもしれません。
特別な理由が無い場合は、標準設定にしてください。
インデックスファイル名を設定します。
ディレクトリが指定されたとき、そのディレクトリにリスト内のファイル名のファイルが存在した場合、そのファイルが変わりに表示されます。
アクセスログのファイル名と出力書式を設定します。
ファイル名の書式を設定します。
標準設定では、Logフォルダの中に、日付名のファイルが作成されます。
ファイル名には、以下の変数が利用できます。
%ServerRoot% | 「04WebServer.exe」の存在するフォルダ |
---|---|
%Year% | 年 |
%Month% | 月 |
%Day% | 日 |
%Hour% | 時 |
%Minute% | 分 |
%Second% | 秒 |
%DayOfWeek% | 曜日 |
%MonthString% | 月の文字表現 |
%DayOfWeekString% | 曜日の文字表現 |
ログ書式には、ファイル名の変数に加え以下の変数が利用できます。
%Info% | 処理結果の情報 |
---|---|
%Host% | ホストアドレス |
%RecvSize% | 受信サイズ |
%SendSize% | 送信サイズ |
%Size% | 合計サイズ |
%Date% | 日付 |
%Time% | 時刻 |
%Method% | メソッド |
%URL% | URL |
%Object% | 対象オブジェクト |
%Version% | HTTPバージョン |
%Query% | クエリ文字列 |
%User% | ユーザー |
%Passwd% | パスワード |
%ResponseCode% | レスポンスコード |
%ResponseText% | レスポンステキスト |
以下に挙げるようなHTTPヘッダ(存在する場合)も利用可能です
これ以外のヘッダも利用可能です。
%Accept% | 許可する形式 |
---|---|
%Referer% | 前のURL |
%Content-Type% | タイプ |
システムログ名の書式を設定します。
ユーザー設定では、サーバにユーザーを登録します。
各パスのユーザー設定は、ここで登録したユーザー情報を元に、ディレクトリ設定で行います。
有効なユーザーが表示されます。
ユーザーを追加、インポートすると、ここに追加されます。
無効なユーザーが表示されます。
特定のユーザーを一時的にアクセス禁止にしたりする場合は、こちらに移動します。
インポートを使うと、CSV(タブ区切り)形式のファイルや、タブ区切り形式のファイルから、ユーザーを追加できます。
エクセルを利用する場合は、CSV形式で出力してください。
04WebServerでは、複数のタイプのCGIを利用可能です。
CGIのタイプは、拡張子と、ファイルヘッダ(ファイルの1行目)に含まれる文字列から判断されます。
ファイルヘッダが空欄の場合、ファイルヘッダは無視され、拡張子のみで判断されます。
判定処理はリストの上から順番に行われます。
初期設定では、拡張子cgiのパールスクリプト、拡張子phpのPHPスクリプト、拡張子cgiのWindows実行ファイルが、CGIとして実行されます。
※パールスクリプト、PHPスクリプトはperlインタプリタにパスが通っている必要があります。
CGIのコマンドには、次の変数が使用できます。
%FileName% | CGIファイルのフルパス |
---|---|
%Query% | クエリ文字列 |
SSIを有効にする拡張子を指定します。
初期設定でshtmlが設定されています。
パフォーマンスの問題から、htmlは追加しないことをお勧めします。
クライアントのホスト名を取得します。
CGIやSSIにおいて、クライアントのアドレスをIPではなく、ホスト名で扱いたいときなどに使用します。
DNSへの問い合わせが発生するため、パフォーマンスが低下します。
帯域幅制限では、サーバの転送速度の設定を行います。
設定は、送信と受信で別に行うことが可能です。
サーバ全体/1ホスト/1接続ごとに設定が可能です。
実際の制限は、処理時に一番低くなっている値が適用されます。
設定値を0にすると、その設定は無効になります。
サーバ用HTMLのフォルダが開かれます。
サーバ用HTMLの内部で利用可能な変数は、ログ書式の変数を参照してください。
インデックス・リストに表示するアイコンの設定を行います。
左側にアイコンのパス、右側にスペースで区切って、拡張子、ファイル名、MIMEタイプを並べます。
「.」で始まる場合は「..」を除いて、拡張子と認識されます。
「/」が含まれる場合は、MIMEタイプと判断されます。
それ以外は、ファイル名の一部として判断されます。
判定処理は上から順番に行われます。
拡張子とMIMEタイプの関連付けを行います。
左側にMIMEタイプ、右側にスペースで区切って、拡張子を並べます。
問題が無ければ、設定を変更しないでください。